エンダウメント投資戦略でも話題となった、ハーバード大学のエンダウメントが、不動産チームをスピンオフすると発表をしました。
In Major Shake Up, Harvard’s $35.7 Billion Endowment Will Spin Out Real Estate Investment Team
35.7ビリオンドル(4兆円)の運用金額を誇るハーバード大学のエンダウメント(Harvard Management Co.)が、スタッフを半数にし、JLL出身のダン・カミング率いる不動産運用チームをスピンオフさせます。
昨年度、ハーバードのエンダウメント全体はマイナス2%のリターンであった一方、不動産に限っては13.8%のリターンであったとのこと。切り離された不動産部門は、ハーバードエンダウメントの外部マネージャーとして機能するようになるそうです。
狙いがはっきり分かりませんが、エンダウメント本体をスリム化し、投資運用は外部マネージャーに委託する方式に統一させていきたいということなのでしょうか。