アメリカの不動産会社は日本の三井不動産、三菱地所のように上場している大手デベロッパーというのはありません。時価総額が大きい上場不動産企業はリート会社です。
トップ10は以下のような会社です。
1番は、American Tower Corporation。通信インフラ(携帯電波塔など)を保有する、少し変わったリートですが、時価総額が60ビリオン億(ざっくり6兆円)。現在、三井不や三菱地所の時価総額は2.7兆円ぐらいなので、倍ちょっとですね。
2番のSimon Property Groupは、最大手のショッピングモールリート。
3番のCrown CastleもAmerican Towerと同じく通信インフラ系。
トップ10のなかに住宅等のいわゆるトラディショナルなセクターは少なく、オルタナティブ系が多いことが特徴です。
Public Storageはトランクルームリート、Prologisは物流倉庫リート、Equinixはデータセンターリート、Weyerhaeuserはティンバーランド(森林)REIT、EquityとAvalonBayは賃貸住宅、Digital Realtyはデータセンター。