アメリカが利上げとなった場合の米国REITの戦略について、こちら(
動画)や
こちらで議論されています。
これらの2つで一致しているのは、利子が上昇する環境では、短期間の賃貸借契約が通例であるセクター(メディカルオフィス、シニアハウジング、賃貸住宅、セルフストレージ、ホテル等)が良いという見解です。その理由は、利上げになるということはインフレ率も上がっているはずで、短期リースの場合は契約更新の度に、インフレに応じた収入を得られるようになるため。
逆に、病院やオフィス、データセンター等、長期の賃貸契約が通例のセクターでは、契約によって一定期間毎の賃料上昇が定められる場合もあるものの、賃料上昇がインフレに追いつかないことが考えられます。