2015年1月3日

インターナショナルスクール銘柄


先日のEconomist(Dec 20th 2014)に、インターナショナルスクールについての記事があり、投資対象として面白いのでは?と思ったのでメモ。

International School Consultancy Groupによると、この四半世紀で世界のインターナショナルスクールは1,000校から7,300校以上へ増加。2013年度で3.75百万人の学生がおり、2024年度には8.9百万人程度まで増加の見込み。

記事では、これまではインターナショナルスクールには駐在員の子供が多かったが、近年は地元の富裕層の子供が増えてきている様子が紹介されています。英語が今後も世界の共通言語であることは変わりそうもありませんし、子供の教育への投資はケチるところではないでしょうから、今後も安定的に成長するビジネスだろうと直感的に思います。

多くのインターナショナルスクールは地元企業によって運営されているそうですが、新しい学校設立を計画しているとして名前が挙げられていたのが、Nord Anglia Education(香港), Cognita(イギリス), GEMS(ドバイ)の3社。このうち、Nord Anglia Educationは、ニューヨーク証券取引所に上場されており、投資可能です(NYSE:NORD )。

1972年設立のNord Anglia Educationは、現時点で13ヶ国で31のインターナショナルスクールを運営しています。2014年の3月に上場。利払いが重くここ数年利益を出せていないためか、株価も上場以来あまり上昇していません。今後の動きに注目したいと思います。




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