2017年2月5日

究極のインデックス投資?全世界全金融資産ポートフォリオ

インデックス投資(パッシブ投資)も、実際はパッシブではなく、数あるインデックス(先進国株、日本債券、等)からどのインデックスを選ぶかという意味において、「アクティブ」に投資を行っています。

全世界・全金融資産ポートフォリオとは?


では、本当にパッシブなインデックス投資とはどういうものでしょうか?それは、いわゆるマーケット全体のリターンをそのまま享受するもので、全世界の全ての投資可能な金融資産のポートフォリオに投資することで実現可能です。

全世界のトータルアセットポートフォリオがどのようなものかについては、Pragmatic Capitalismの著者が試算したところ、以下のような構成比率になります。



大まかに言って、構成は下のようになり、債券の方が大きい比率となります。
株式45%(米国株16%、米国外株24%、REIT5%)
債券55%(米国債12%、米国外債23%、社債20%)

ポートフォリオ構成例として挙げられることが多い、株式60%、債券40%の割合では、マーケット全体よりも株式にオーバーウェイトであることになります。

株式アロケーションでも自国へのホームバイアスがあったり、インデックス投資を行っているだけでも知らない間に、マーケット全体と比べてかなり偏ったリスクを取ることが起こります。

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